Kza
Kza (Force Of Nature)
サンプリング/ヴァイナル文化への強い愛情を胸に、ダンス・ミュージックを独自のスタンスで追求し続けるDJ/プロデューサー。90年代には日本のヒップホップ史には欠かせない千葉県出身の2MCs+1DJで構成されていたユニット、四街道ネイチャー(北&澤、マイクアキラ、DJ KENT)のメンバーとして数々のクラシックを残してきた。
*KZA Exclusive OPPA-LA ” HIP-HOP MIX ”

四街道ネイチャーはECDが発起人となり開催された国内初の大規模ヒップホップフェスである、さんピンCAMP(1996年7月7日)とスチャダラパーが中心となりその翌週に開催された大LB夏まつりの両方に出演していた、アンダーグラウンド志向とポップ志向どちらにも属さない稀有な存在だった。
*四街道ネイチャー – あの集合地(Vortex Records / 1995)

1998年に「Urban Combatt 2001」というブレイクビーツを共同制作したことをきっかけに、KzaとDJ KENTはプロダクション名義として「Force of Nature」を名乗るようになる。その後、四街道ネイチャーは解散し、KzaはMCを引退。Force of Natureはインストゥルメンタルを中心としたDJ/プロダクションデュオとして活動を継続することになり、NujabesやFat Jonらとともに、サムライチャンプルーの音楽制作にも参加していた。
00年代初頭〜中盤からは徐々にダンスミュージックの路線へとシフト。2009年にはNYアンダーグラウンドディスコ〜ハウスシーンにおける最重要人物、Eric Duncanとの共作も発表。DJ Harveyがプレイ哲学として深化させた、ディスコ音源を再構築しグルーヴを最大化する手法であるディスコ・ダブにおいて、Force of Natureはエディットなどの制作面において発展させてきた。
*Force Of Nature Boiler Room Tokyo Mix
ソロとしてはKza名義で2008年にコンピレーション12インチ『Stocks On Deck』を日本を代表するダンスミュージックレーベルMule Musiqからリリース。翌年にはファースト・アルバム『Dig And Edit』をMule Musiqのサブ・レーベルであるEndless Flightから発表した。
*Kza – Dig And Edit(Endless Flight / 2009)
2010年からはアナログオンリーのレーベルLet’s Get LostをMule Musiq傘下でスタート。Let’s Get LostからはEddie CやCos/Mes、Marvin & Guyらの作品を含め、今なおダンスフロアで輝くエディットを中心に発表してきた。2014年には2ndアルバム『Dig And Edit 2』をリリース。
*Kza – Dig And Edit 2(Endless Flight / 2014)
バレアリックやリエディットを軸にディスコを再解釈するシーンで活躍してきたDJ Harvey、Rub N Tug、Idjut Boys、Prins Thomasと交流を重ねながら、ヒップホップのサンプリングをルーツに制作やレーベル運営を展開し、その文脈を日本へ橋渡ししてきたKza。現在も大小さまざまなベニューでプレイを重ね、ハウスミュージックを交えながらその音と姿勢を伝え続ける存在として高い評価を集めている。
*Expresseur 2nd anniversary”Kza (Force Of Nature)”- LIVE MIX
自身のキャリアを振り返りながら、サンプリング感覚が現在のプレイや制作にどのように繋がっているか、さらにDJとしての姿勢や音楽との向き合い方について語ったラジオはこちら。
